カトラリーによって味が変わる?
カトラリーによって味が変わる?というのは違っているようで合っています。
食べるのは料理です。カトラリーによって料理の味が変わることはありません。
しかし「おいしい料理をそのまま」を味わう為にカトラリーはとても重要です。
カトラリーを点数で評価するとしたら
カトラリーの良さを表すとき「100点満点」の加算式ではなく、「0点満点」の減算式が適していると思います。
良いカトラリーは
- 料理に影響せずおいしさをそのまま伝える
良くないカトラリーは
- 金気がするカトラリー
- 使いにくくて上手に料理を口に運べないカトラリー
- 口や手に合わないサイズのカトラリー 等々
この事について、一言で表されたとてもわかりやすい言葉があります。
それは新潟県燕市のカトラリーメーカー「小林工業」の小林社長の言葉で、
「記憶に残らないカトラリーこそ最高のカトラリー」という言葉です。
ご飯の後に「おいしかったね」と料理の話題しか出てこないことが、カトラリーとしての最高の仕事だと語っています。料理が主役であり、カトラリーは縁の下の力持ちいうワケです。
いかがでしたか?
カトラリーによって味が変わる(感じ方が変わる)ことを、なんとなくわかっていただけたかと思います。
続いては良いカトラリーとは何?に答えを出す「良いカトラリーの3ヶ条」です。