おいしさを感じる場所
昔から「おいしさ」は味覚・視覚・聴覚・臭覚・触覚の五感で感じるといわれています。
その中で一番おいしさを感じる場所は「味覚」だと思いますか?
当然「味覚」でもおいしさを感じるのですが、実は「味覚」よりもおいしさを感じているところがあります。
それは、「視覚」です。
実験と統計によると、味覚はたったの1%にすぎず、視覚は全体の87%を占めます。(美しい洋食器の世界より引用)
みなさん驚きのデータではないでしょうか?
しかし、昔こんなテレビ番組がありました。
「目隠しをした状態で料理を食べて、何の料理かを当てる」
見ている誰もが簡単だと思っていたこのクイズで、ほとんど正解者はいませんでしたね。
食卓の環境についてもおもしろいデータがあります。
「一人ぼっちで世界一の料理を食べたらおいしいか?」
この問いにはみなさん「いいえ」と答えるでしょう。
食事をおいしく味わうには環境作りがとても大切です。
食の感覚的環境を100%とした場合、料理の割合は5%、食器・カトラリーは25%、残りは周りの環境(景色など)と言われています。
おしゃれな食卓では食事もおいしく
カトラリーは品質の良さによって、料理の触覚・味覚をよりよくしてくれるのはもちろん、見た目の良さ(形・輝き)で環境も変えてくれます。
また、それがあなたのお気に入りのカトラリーなら気持ちも変わってきますね。
そして、カトラリーや食器が食事をおいしく味わう為に大切であるのと同時に、食べる場所や、食べる相手によっても味の感じ方が大きく変わることを、早速今日から感じてみてください。